2012年3月8日星期四

将棋倶楽部24で、たまに初手端歩をついて来る方が居ますが、あれは有効なのでし...

将棋倶楽部24で、たまに初手端歩をついて来る方が居ますが、あれは有効なのでしょうか?



ただの揺さぶりでしょうか?





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私は十分ありだと思います。

ただ私がやる場合、初手端歩だとやはり奇をてらった感じはするので、▲76歩▽34歩▲16歩とすることが多いです。



私は対抗形(片方が居飛車で片方が振り飛車)が好きなので、相手に先に態度を決めてもらいたいのです。

相手が振れば居飛車、振らなければ振り飛車、▽14歩ならこの交換は居飛車にしたときに得だと思うので居飛車にします。



あとゴキゲン中飛車にしたいときに使う場合もありますね。

ただこの場合初手▲56歩でもよいので最近はあまり使いません。



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将棋は相対性なものなのです。



将棋倶楽部24ということで、不特定多数の人と対戦します



いつも対戦している人が端歩を突いたら 揺さぶり

初めての人が突いたら 後手番がしたかった



ということになります



端歩を突いての先手勝率は(初回)

▲96歩 40%

▲16歩 34%

続いて△34歩だと27%



練習を含む将棋データです

ただし、回数を重ねると5割近くに戻る



データー上こうなりますが、

練習将棋では十分有効

もったいないので、ほとんどこんな事はしませんから

いつも対戦しているひとでなければ

タダ単に後手番がやりたかった公算が大です


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地力のある人でしたら有効だと思います。

定跡避けの効果が多少あると思いますので、知識勝負になってしまうのを避けやすい。端に手が付いているだけで、結構変化に影響がでますから。


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後手番が好きな人もいるんですよ。

相手の作戦を見てから自分の対応を決めたい、

という人の場合、後手番の方が都合がよいからです。



なので、初手端歩は相手の作戦を見極める上では

有効ですし、序盤の終わりになれば、先に端歩を

突いてあるので、結局手損にはなりません。



つまり、序盤は後手番、中盤以降先手番になるような

もので、後手番好きにはある手だと思いますよ。


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初手端歩は昔なら絶対損と言われていると思いますが、今じゃなんともいえないですね。

プロの実戦で初手▲1六歩△3四歩▲1五歩△8四歩▲1八飛△8五歩▲1六飛(第1図)として先手勝ちの将棋があります。ですから初手端歩はそれなりに有力ということじゃないでしょうか。

初手端歩の人は70%振り飛車党だと思うので対振り飛車の戦法がいいと思いますよ。

ちなみにあなたが居飛車党の場合、初手▲1六歩に△1四歩は損です。なぜなら振り飛車にされたときに、居飛車穴熊にしにくいからです。

あなたが振り飛車党ならば、▲1六歩に△1四歩は有効です。相振り飛車となったときに端攻めがありますから。


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単に奇をてらっているかもしれませんが、後手が得意なのでやっているのかも。

特に有効ということもありませんが、具体的に咎める手段もありませんし、とりあえずは気にせずに指せばいいのでは。



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