将棋倶楽部２４で、７級のものです。 ２４の対局で、こてんぱんに負けました。 相...

将棋倶楽部２４で、７級のものです。

２４の対局で、こてんぱんに負けました。



相手は、将棋倶楽部２４レートが７級（最高４級）の方です。



ヘボで、悪手だらけと思いますが、アドバイスお願いします。

対振には居飛穴と思い、アナグマに囲おうとしましたが、

そもそもきちんと囲えず、ボロボロ…。



あっという間に、敗勢。

後半は惰性でいい加減に指して、最後もメチャクチャ。

だれか、アドバイスください。





先手：自分

後手：相手



▲７六歩 △３四歩 ▲２六歩 △４四歩 ▲２五歩 △３三角

▲４八銀 △４二飛 ▲３六歩 △３二銀 ▲３七銀 △４三銀

▲６八玉 △６二玉 ▲７八玉 △７二玉 ▲５八金右 △８二玉

▲７七角 △９四歩 ▲８八玉 △５四銀 ▲６六歩 △７二銀

▲４八飛 △５二金左 ▲９八香 △６四歩 ▲９九玉 △６五歩

▲６七金 △６六歩 ▲同 角 △６五銀 ▲７七角 △６六歩

▲同 金 △同 銀 ▲同 角 △４五歩 ▲３三角成 △同 桂

▲８八銀 △２五桂 ▲２六銀 △５五角 ▲７九金 △１九角成

▲３三角 △２九馬 ▲２五銀 △３九馬 ▲６八飛 △６三歩

▲６四歩 △同 歩 ▲４二角成 △同 金 ▲６四飛 △５七馬

▲６三歩 △５四金 ▲同 飛 △同 歩 ▲６二金 △４四角

▲６八銀 △５六馬 ▲６一金 △同 銀 ▲５一飛 △７一金

▲６二金 △同 銀 ▲同 歩成 △同 角 ▲１一飛成 △７八香

▲６七銀打 △同 馬 ▲同 銀 △７九香成 ▲同 銀 △４四角

▲８八角 △６六歩 ▲同 角 △同 角 ▲同 銀 △４四角

▲７一龍 △同 玉 ▲５五歩 △２九飛 ▲６三桂 △６一玉

▲８八角 △６二銀 ▲６五香 △５二玉 ▲４六歩 △６七桂

▲４五歩 △７九桂成 ▲同 角 △同 飛成 ▲８八金 △１七角成

▲５四歩 △５八飛 ▲５一桂成 △同 銀 ▲５三香 △同 金

▲同 歩成 △同 馬 ▲６三金 △４一玉 ▲５三金 △８八飛成

まで120手で後手の勝ち

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序盤の方針が支離滅裂です。▲２五歩▲３六歩▲３七銀は急戦指向の棒銀を目指す作戦です。ところが、１９手目から▲７七角で居飛車穴熊を目指すという方針分裂。２，３筋で手数を掛けているのに、さらに手数のかかる穴熊を組み上げようというのは欲張りすぎで無理筋です。右銀が３七に行っているの中央が手薄くなっているので当然後手はそこを突いてきます。棒銀を目指すなら、囲いは舟囲いにして手数を掛けずに２，３，４筋で戦いを起したい。そうしないと２，３筋にかけた指し手が活きないのです。逆に穴熊に組みたいのなら、▲２六歩に止めたまま、▲３六歩もつかず、右銀は▲５六歩▲５七銀として中央が手薄くなりがちな穴熊の欠点を補いつつ後手からの▽４六歩を受けたいのです。▲３七銀の形も▽４六歩を受けてはいますが、中央が手薄いのが欠点です。▽５四銀（２２）と後手は角頭の守備を放棄して先手の角頭を狙ってきました。▽６五銀を防ぐには▲６六歩しかないのですが、気分的に後手が一本とった形。▲４八飛（２５）と４筋を手堅く守りましたが、これでは何のために２手もかけて２筋の歩を伸ばしたか分かりません。▲９八香（２７）とあくまで穴熊を目指しましたが、ここは何にせよ▲６七金と備えておくところです。▲６六同角（３３）はかなりの悪手。ここは▲同金の一手。

以下、先手も後手の手に乗って、かなり肉薄しましたが、駒損のうえに右銀が戦線離脱して遊んでいるので一歩及ばない。

結局、序盤の方針分裂が最後まで祟った将棋です。▲３三角成は後手の左桂を捌かせて、２手かけた▲２五歩を取られたうえに銀当り。桂を取り返したものの、４手もかけて振り飛車の左桂を取っても銀が遊んだままでは投資が回収できない。もう少し序盤感覚を磨いたほうがよろしいかと。投了図の２五の銀が泣いています。